ジスロマックで舌の異常などの副作用と60代への投与

ジスロマックというのは、マクロライド系とされる抗生物質の一種であって、さまざまな感染症の治療の際に役立てられているものです。主に細菌が感染したことによって発症する感染症に対して効果を発揮し、マイコプラズマ、クラミジアといった形状が特殊なものに対しての効果もあることがわかっています。ジスロマックは体内で細菌などが増殖するはたらきを抑制しますので、病気による炎症、発熱なども、正しく服用すれば、しだいに緩和されるわけです。
ジスロマックは、かなりの幅広い病原体、たとえばブドウ球菌属、肺炎球菌、淋菌、レジオネラ、クラミジア属、マイコプラズマ属などに対応するものとされています。具体的な病名を挙げるとすれば、深在性皮膚感染症、リンパ管炎、喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、尿道炎、子宮頚管炎、歯周炎などとなっています。
こうした強力な作用がある抗生物質のジスロマックですが、当然ながら、ときには副作用が生じてしまうこともあります。他の抗生物質に比較すると、重大な副作用が起きることは少ないとされているのですが、たとえば下痢や腹痛、嘔吐といった、消化器系の副作用は割とあり、ほかにも舌のしびれ感、舌が赤くなったり白い苔のようなものができて変色するといったものが指摘されています。
通常の成人であれば、これらの副作用は一時的なものであり、医薬品が代謝されて体外に排出されることを考えれば、それほど気遣いをしなくてもよいものです。しかし、60代以上の高齢者の場合については、ジスロマックの服用に慎重を期したほうがよい場合もあります。60代以上の高齢者になると、一般に医薬品の代謝が遅れ、成分が体内にとどまってしまう時間が必要以上に長くなってしまうためです。